抗菌・防かびベルトは食品工場で安心してお使いいただける特長を持っています。

■衛生性

抗菌・防かび性能は下記の規格を基準に判定しています。
抗菌性（JIS-Z2801）：食中毒の原因菌である大腸菌、黄色ブドウ球菌の抑制効果があります。
防かび性（JIS-Z2911 A法）：5種類の混合かびに効果があります。

■耐水・耐湿熱性

耐水・耐湿熱性に優れた特殊ポリウレタンを採用しています。

汎用ウレタンを使用した通常のベルトと抗菌・防かびベルトを煮沸洗浄比較した際のカバーを比較した写真です。

写真左側が通常ベルト、右側が抗菌・防かびベルトです。通常ベルトは加水分解によりカバー亀裂が発生していますが、抗菌・防かびベルトは亀裂が発生していません。

■糸ほつれ防止

ベルト蛇行などによる損傷を抑制します。
糸ほつれしにくい芯体帆布を使用しているため、耳シール加工が不要でフレームに接触しても端部の糸ほつれが少なく、ベルトの損傷を抑制します。

■耐熱水洗浄

耐湿熱性に優れたポリウレタンや芯体帆布を使用しています。

100℃の熱水に含侵する試験を行ったところ、抗菌・防かびベルトは通常ベルトに比べ収縮率が低い結果になりました。

熱収縮が起こるとベルトの破断や、プーリの損傷など生産ラインに与える影響は大きく、抗菌・防かびベルトは安定した食品生産にもつながります。

衛生性を求められる、食品工場の多くのシーンに使用されています。