特性から探す/低収縮ベルト
ベルトが波打つような現象を経験したことはありませんか?
実は、この現象をベルトの「すり込み収縮」と呼びます。「すり込み収縮」はベルトの蛇行だけでなく、プーリの破損にもつながる可能性があるため、予防することが推奨されています。当社の低収縮ベルトは、この現象の原因となる塩分や肉汁からのすり込みを防止できます。
特長
当社の低収縮ベルトは、ベルト裏面に特殊な帆布を採用しており、塩分や肉汁などによるすり込み収縮を防止できます。
すり込み収縮を実際に収縮が起きたベルトの写真を用いて説明します。
下の写真は、ベルトが長さ方向に約3%収縮し、プーリの破損が起きた時の物です。
特に生肉等の搬送ラインではすり込み収縮が起こりやすく、収縮によって波打ちします。
すり込み収縮により破損したコンベヤベルト
次の写真はすり込み収縮の拡大写真です。
ベルト帆布の隙間に食品の残りかすが入り込んでいます。生肉だけでなく、粉末の搬送ラインでも同様の現象が起こることがあります。
すり込み収縮の拡大写真
当社の低収縮ベルトは、食肉や粉末の搬送ラインですり込み収縮防止用途としてユーザーから高評価をいただいております。
仕様
低収縮ベルトは食品の搬送現場で安心してお使いいただけます。
ポジティブリストに適合した原材料を使用しています。
耐湿熱性に優れた抗菌・防かびポリウレタンを採用しています。
糸ほつれしにくい帆布を使用しているため、フレームに接触してもベルトを大きく損傷することはありません。
製品紹介動画
すり込み収縮のメカニズムを動画でご覧ください。
すり込み収縮について
展示会製品インタビュー動画
実績
海産物や食肉の搬送ラインではすりこみ収縮が起こりやすく、低収縮ベルトが最適です。
食肉搬送 MX333BLS
水産加工品搬送 MX733CBL
製菓搬送 MX333BL
パン生地搬送 MX933BL
注意事項
洗浄後は十分に自然乾燥してください。テーブル走行時はエンボスなどを設けてください。
ベルト裏面に水が付着するとベルトがテーブルに吸着しやすくなります。
製品一覧
品種 | 総厚(mm) | 許容張力(N/mm) | 最小プーリ径(mm) | 乾熱上限温度(℃) | 関連ページ | データシート |
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